『春咲花(さくら)の由来』小噺

令和2(2020)年10月1日に『合同会社 春咲花』として営業を始めて1年が経ちました。
この1年を振り返りますと、もうコロナ、コロナ、コロナ...。コロナばっかりです。
今思えば、なぜこのタイミングでの事業継承だったのだろうかと思わなくはないですが、
もし「会社設立当時の思い出は?」と尋ねられたら、まず間違えることはないでしょうね。
生活の様式、社会の仕組み、物事の考え方など、全世界を巻き込んでドラスティックな変革を我々に強いた新型コロナウイルス。
会社設立時の思い出は、この未知なるウイルスとの果てなき戦いで間違いありません。
今なお油断ならぬ状況ではありますが…。

でも何とか1年 生きながらえました。
で、記念すべき今日は、コロナのことをちょっと脇に置きまして、こんなお話です。

ご利用者やご家族、出入りの業者さんなどに時々言われるんです。

「春咲花で「さくら」っていいネーミングですね」 (それはどうもありがとうございます)
「どうしてこういう社名にしたんですか?」

春咲花(さくら)の由来について少しお話します。

私事ですが、井上が学生時代を終えて初めて就職したのが、
医療法人釜瀬クリニック ケアセンター咲花でした。
そこで約17年勤務いたしましたのち、令和2年10月1日に
医療法人釜瀬クリニックからケアセンター咲花の事業を継承することになり、
それにあたり新法人である合同会社 春咲花を設立したわけです。

そういうわけで、法人は変わりましたが、私の勤め先はこれまでもこれからも
ケアセンター咲花」です。私のルーツは常に、ここケアセンター咲花にありました。
ですから、事業所名はそのまま継承させていただきましたし、
新法人設立にあたっても、何とかこの「咲花」を商号に使いたいと考えていました。

そもそも「咲花(さいか)」というネーミングが結構好きで、
これは、ケアセンター咲花設立時に釜瀬夫妻が名付けたものです。
雑賀町(さいかまち)で、ご利用者にもうひと花、咲かせてほしい
という思いを込めたと聞いています。

商号に「咲花」を入れたのはそういった理由です。

では、もう一文字の「春」はどこから?

長くなったので、続きはまた明日。

合同会社 春咲花  
代表社員 井上 浩一