「みんながいる『日常』に感謝をする2021へ」

日常のほぼすべてが変わってしまった2020。

年がら年中、顔の半分をマスクの下に隠して、
人と人との距離を取って、
親友とも、実の親とさえも直接会うことが叶わない。

朝起きて、
ご飯を食べて、
学校に行く。仕事に行く。

まさかこんな普通の、ありふれた『日常』さえ
奪われる日が来るとは。

今まで在って当然だった『日常』が
たった1つの新種のウイルスの出現によって一変しました。
一体どれほどの人が涙を飲んだことか。

そんな2020年10月1日に
当社は事業を継承し
合同会社 春咲花(さくら)として
船出をしました。

経営をする者の立場から申します。

当社の介護部門「ケアセンター咲花」で提供する
デイサービス・居宅介護支援は
ご利用者やそのご家族にとっては
きっと、在って当たり前の『日常』でしょう。

当社の喫茶部門「さいか亭」で提供する食事も
デイサービスのご利用者や地域の方々にとっては
きっと、在って当たり前の『日常』でしょう。

朝、忙しく準備をして出社して
夕方、心地よい疲労感とともに帰宅する職員にとっても
仕事をするということ自体が
きっと、在って当たり前の『日常』でしょう。

皆さんに、在って当たり前と思っていただけることは
経営者としてはこの上ない誉です。誇りです。

では私は、この『日常』が
明日も明後日も、1か月後も3年後も
当たり前のように来るように、
空気のように存在し続けるように、
やれることを何でもやろう。

理念に適うことを、
理念の実現に向けて、
できることを何でもやろう。
それが私の『日常』です。

ご利用者やそのご家族、
お客様、地域の方々がおられて、
職員がいて、私にも家族がいて、
彼らの『日常』を守ることが
私の『日常』であるとしたら、
なかなかやりがいのある仕事を見つけたもんだなぁと
我が人生に感謝。

2021年が
皆さんにとって希望の光が差す1年になることを心より願い
新年のご挨拶といたします。

本年も合同会社 春咲花を
どうぞよろしくお願い申し上げます。

    合同会社 春咲花
    代表社員 井上浩一